作詞・作曲 竹田 糸摩
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くるりと回す 雨傘模様が
きみの面影にかわってく
雨に湿った辺りの匂いが
溜息を誘う 土曜日
ぼくが大人になっても
素敵な 気持ちを覚えて
きみは隣で 見惚れてる
夏の花火の音ひとつ
触れなくても
切ないのが恋なんです
黄色の裾を 少し気にかけて
雨上がり雲が流れてく
夕暮れ色に 街路が灯れば
溜息を誘う 土曜日
ぼくが子供の時から
素敵な世界を覚えて
きみは遠くで 口づさむ
夏の景色を 身に寄せて
暮れない陽の 影法師が宙に舞う